「何でもUXに見えちゃう病」 UXデザイナーには、世界がこんな風に見えている。
こんにちは、渋谷でUXマンをしている吉永悠記です。
普段からUXデザインとやっているのですが、最近、自分を含めたUXデザインに携わる人たちに共通する、ある生態に気が付きました。
それは、UXデザイナーの目にはUXというフィルターがかかっているということ。同じ風景を見ていても、他の人とはちょっと違う風に変換して認識しているんです。
そのフィルターとは、何でもかんでもUIとUXに見えてくるという恐ろしい性質を持ちます。
名づけて、
「なんでもUXに見える病」です。
まるで病気のようですが、そう、これは一種の病です。
下に、わかりやすい例となるシーンをまとめてみました。
何でもない日常は、UXデザイナーの頭の中でこう変換されている
・シーン:コンビニの店員の態度が悪い
→ UXデザイナー(UI(コンビニ店員)が悪いせいでこのコンビニのUX悪いな)
・シーン2:5次くらいまである面接
→ UXデザイナー(ふざけんなよ何次面接までやるんだよ自社の都合しか考えてないな。この選考フローマジでUX悪ぃわこんな会社行かねえよバーカ)
・シーン3:合コンで会った性格の悪いイケメン
→ UXデザイナー(アイツ、UI(顔)は良いんだけどUX(性格)が悪いんだよね)
・シーン4:機嫌が悪くてその場を気まずい雰囲気にしてる人
→ UXデザイナー(いまのアイツ、ちょっとUX悪くね?)
・シーン5:気温が高すぎる夏
→ UXデザイナー(あっつ。なんだこれ地球のUX悪くね。今すぐ改善してえわ)
→ UXデザイナー(暑すぎ。地球のUX悪いわ、これ宇宙人来たら直帰しちゃうな)
・シーン6:足立区の駅プラットホームで男二人が喧嘩してる!
→ UXデザイナー(こええ、足立区のUX最悪だ!)
真面目な話
UXはあらゆるものから生まれる
他のUXデザイナーの方と話していて思ったのですが、自分を含め、UXデザインが仕事の人たちには共通したある癖があるようです。
UXデザイナーには、日常の色々なものを何でもかんでもUXだと捉える癖があります。
一種の職業病ともいえるでしょう。
以上、短いながらもUXマンによるUXマンあるあるでした。
0コメント